SSブログ

「アルバイト」の賃金より安い「正社員」の給与 [徒然日記]

6月27日。
正社員になってから3ヶ月めの給料日。
今月は先月より日数も多く(4日)、
残業も11時間ほどしていたので先月よりは多いだろうと思っていました。

帰宅途中の車の中で給与明細を見て驚きました。
先月よりは多いが、思ったほどではありませんでした。
稼働26日(7.5時間21日、5.5時間5日、残業11時間30分)で13万7千円ほどです。
厚生年金・社会保険等が引かれ、
手取りは11万7千円でした。

自分的には納得のいかない数字だったので、
妻に電卓で計算して貰いました。

賃金計算すると、
1時間の時給は最低賃金の705円になっていました。
私がこの会社でアルバイトとして仕事をしていたときより時給が下がっています(アルバイト時は時給800円)。
まあ、あんまり文句は言いたくない物のかなりがっかりしました。

次の日の朝、
休憩室で早速先輩達が給料のことで話をしていました。
どうやら勤めてきた中で(先輩達はもう10年ほどここへ勤務しています)「最低」の金額だったらしく、
一人の先輩はどうやら「会社を辞める」決意をしたようです。

私の勤めている会社は、社長、専務、専務の娘が2人、
その他に3人の先輩と再雇用で「アルバイト」の叔父さんが一人勤務しています。

古い工場なのでそれぞれの持ち場が「部屋」で区切られており、
私の部署では主に家具の組み立て、前板や扉の取り付けをメインでしています。
この部屋には私と一人の先輩が詰めていますが、
辞めるのを決意したのがこの先輩です。

昨日の給料では皆が最低賃金での支給だったようなので、
先輩は私より若干残業時間多いですが、多分12~13万ぐらいだと思います。
この先輩の奥さんが長く失業しており(この先輩には子供はいません)、
夫婦二人で生活するには無理な金額です。

私が入社して初めてあった人ですが、
家具屋らしいベテラン(塗装~組み立て~加工)で大変頼りにしていただけに、
とても残念です。

この人が辞めた後はこの家具屋でまともな物を作れる人はいません(私の目から見て・・・)。
他の先輩達は圧倒的に木工技術・キャリアに乏しく、
無理ではないかと思います。

そのうち、私もまた転職を考えなければならないのかと思い始めています。
私は当初の目的「10万の給料」はクリアできているので、
今はまだ考えないようにしていますが、
「まともな製品」が出荷できなければこの会社の業績はさらに悪化し、
顧客減少、収入減に繋がっていくのが目に見えているので、
給料が最低賃金を割ってくるようならすぐに考えなければなりません。

自分の力ではどうすることも出来ませんが、
「経営陣」にはもっと「人を雇う」ということを考えて頂きたい。
切実に何とかしてほしいものです。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

広告スペース
Copyright © 徒然なるままに・・・ All Rights Reserved.
QLOOKアクセス解析

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。